強化ガラスも、割れます。
では、通常のガラスと何が違うのか?
「強度」「割れ方」が違います。
強化ガラスは通常のガラス(フロートガラス)と比べ表面強度が強いので
”割れにくい” という性質があります。
また、別名 "安全ガラス" と言われ、万が一割れた時でも
破片が細かく、まさに木っ端微塵の状態!!
通常ガラスの破片は大きく鋭利があって危ないですが
強化ガラスは鋭利が少なく怪我しにくいのも特徴です。
10月24日(火)
24日午後0時40分ごろ、日比谷線八丁堀駅に到着した
中目黒行きの車両の窓ガラスが割れているのを乗客が見つけ、運転士に通報した。
けが人はいなかった。割れた窓ガラスは強化ガラスで、厚さは5ミリだったという。

このニュース。日頃窓ガラスを扱っている我々からすると
なんとももどかしいニュース。。。
まずは、けが人がいなくて本当に良かったです><
原因調査中とのことで
これはあくまで推測なのですが
・ガラスの経年劣化
・もともと小さなヒビが入っていたところに大きな圧が加わった
というような要因も組み合わさっているのではないかと考えられます。
この業界に携わっている身として
ガラスを取り付けてから何年も経過し、簡単に交換が出来ないものには
「飛散防止フィルム」を用心として貼っておくことをオススメしたいですね。
万が一窓ガラスが割れても、飛散リスクを最小限に抑えてくれるので
後処理に手間かからないですし、最近のフィルムは性能が良いので
飛散防止に加え断熱・遮熱・UVなども防止出来て冷暖房代費も節約できるかも?
一瞬にして凶器になってしまうガラスから身を守る対策を
真剣に考えていきたいですね。